F1:アメリカGPにダウト!

日本の皆さん!私はおきてました!!・・・

とうとう、やってしまいましたね・・

6台だけのグリッド、6台でのスタート、6台だけのレース



こんなF1,観たことないです。

まったく放送を見ないでここを観ちゃった人。
まずは以下のような記事をお読みください。
Yahooニュース

Racing-Live.com(F1)[スタートの様子の写真あり]

今シーズン1戦目を終えた段階でドライバとマシンの疲労度を見た時から疑問を抱いていたんですが、ここにきてこういう結果でグランプリが執り行われたのは非常に残念です。

FIAの非情な采配。
「ミシュランの技術的問題」と言ってしまえばそれまでの話。

『安全確保』と『レース』と『ファンサービス』。
この3つというのは、うまくいくことがないのだろうか。

しかし、逆のことも考えられる。
・シケインを作ったところで、ミシュランタイヤの危険性は回避できたのか。
・はたして、急遽持ち出したニュータイヤを投入したところで、はたしてまともなレースになったのか。

冷静に考えると、「FIAの采配が悪かった」とは言いがたい。
しかし、ファンの気持ち、レース参戦している人の気持ちを考えれば、「FIAはなんでそんな采配を取ったんだ」という意見も出る。

仕事でも私生活でも友達関係でもそうだけど、
合理的に物事を進めるだけがいいことじゃない
と、思う。

右京さんが言っていたように、「もう少し、お互いが歩み寄ってできることって無いのだろうか」というコメントは確かに。その意見はごもっともだと思う。

しかし、この場でまだ怒り奮闘してはいるけれど、FIAの人って、表に出てきたことがないから、どういうニュアンスで、そういう采配をしたのかとか、そこまでは考えられないですね。
ちょっと今日もう少し時間が経てば詳しいコメントが発表されるとは思うけれど。

基本的には、やはり、1ファンとしては、チーム側・ドライバー側の視点からの意見になりますね。

でも、一番ダメだと思ったのは

だからといって、コースにペットボトル


投げるなよ。


というわけで、GOKさんの「R◆あ~なんだこりゃ!!決勝」にトラバです。

・・で、ここからはレースの話題。
おそらく、日本の誰しもが寝たことでしょう。
しかし、見届けなければならないなぁ、とも思ったので、観てしまいました。
途中寝たけど(^^;



6台でのスタート。ものすごい光景です。

シグナルの灯るグリッドには3チーム(フェラーリ・ジョーダントヨタ・ミナルディコスワース)だけが。

友人から電話がかかってきて、どうやらコンフェデをギリギリまで観ていたため、コトがどうなったのかを知らないらしい。
解説する。

「つまらなさすぎて寝る」

といって寝たみたい(^^;
まーそれはそれで当然の意見だ。

とりあえず、自分は観れるところまで観ようと決意した。

ミハエルとバリチェロとの一騎打ちが始まった。
バリチェロは先の一件があるだけに、ミハエルに対しても、チームに対しても、もう遠慮はしていない。
序盤戦から、ぴったりとくっついた走りをしていた。

1回目のルーティンピット
 後方のバリチェロがまず入る。通常の給油のようだ。
 続いて、ミハエルが入る。給油時間が長い。

そしてピットアウトでバリチェロが前に出る。
ミハエルは納得がいっていないようだったが、チーム無線では「ミハエルはバリチェロよりも2ラップ分多い燃料を積んでいる。」と。

2回目のルーティンピット
 予定とおり、またしてもバリチェロが先に給油に向かう。
 バリチェロがピットアウト。

 2周後、ミハエルがピットイン。微妙なところだ。23秒差。
 ピットストップ予測は、16秒+ストップ時間。
 作業に入る。1.2.3..7.7秒でミハエルがピットを後にする。
 このとき、ミハエルは観たこともないくらいのピットアウトを見せた。
 ジャッキが降りた時点で、タイヤが鳴くという勢いを見せた。
 ジャッキが降りきる前に、既に加速体制のアクセルワークで、コンマ1秒でも早くピットを
 出るための方法を行ったのだろう。

 ピットレーンの速度制限を越えたあたりでなんとコース上のバリチェロと並んでいた!!!

 ピットアウトレーンの段階で、サイドバイサイド!同チームでの熱い争い!

 1コーナー、ギリギリのところでバリチェロがかぶせる!
 ミハエルも引かない!
 2台からタイヤスモークが上がる!!危ない!接触か!?
 バリチェロ、たまらずコースオフ・・

 ・・・ものすごい闘志むき出しのバリチェロ。
 こんな様子を見せているのは、チームとして、すごいことである。

 ・・・このままレースは展開し、ミハエル・バリチェロとの差コンマ2~1秒の間の真剣バトルが繰り広げられた・・・

 結果は、ミハエルがトップのままフィニッシュ。

 そしてなんと、3位に入ったのは、ジョーダンのモンテイロ。
 こんな混沌とした中でも、新人なだけもあって、ものすごいうれしさをアピールしていた。
 確かに。表彰台にあがるなんて、なかなかないということ。
 情報によれば、F1ドライバーのうち、表彰台に上ることができるのはわずか6%という確率だとか?

 しかし、表彰台では、シャンパンファイトがなかった。
 ミハエル・バリチェロともに、目も合わせない。
 シャンパンを持ったまま、影に引っ込んでしまった。

 表彰台の上では、モンテイロが一人、うれしそうにシャンパンを振っていた・・

 レース後のコメントでは、バリチェロがまたもや怒りをあらわにしたコメントをばしばし言っていた。
 あんなに仲が良かったチームメイト。常勝フェラーリだったはずが、1つ歯車がくるったせいで、ここまで変わるとは・・

 残念ですが、厳しい世界でのレース・チームとはそういうものなのかなと。
 改めてかんがえさせられました。


しかし、今日のレースで、面白い解説をしてくれたのは、脇坂。

「・・ええと、タイヤメーカが混在するレースの場合とそうでない場合、磨耗の仕方も変わるんです」

?どゆこと?

「路面に落ちているタイヤカスを拾うでしょ。さまざまなメーカが混在するレースの場合、それらを想定している。F1の場合で言えば、たとえばブリヂストンとミシュラン。まして、ミシュラン勢は多いから、路面に落ちているタイヤカスはミシュランのものが多い。それを想定して、タイヤコンパウンドを選んだりする場合もある。」

なるほど。

「それらを拾って走ることを想定しているから、磨耗度が低い場合もあります。でも、今回はブリヂストンだけのレースになっていることによって、磨耗の仕方が通常よりも激しくなる、ということも考えられます。ですから、ミシュランだから、危ないのではなく、ブリヂストンも今回のようなレースになってしまうと、オーバル走行で危険度が上がっている可能性も考えられますね」

をを!そゆことか!
カート世界選手権を走っていたときの話を参考に出してくれていた。

「カート世界選手権を走ったときなんかはそれが顕著に現れたことがあって、タイヤメーカも3種類から4種類、ときには5種類ものメーカが混在する中で走ると、もうそれは大変なタイヤ戦争になっているんです。タイヤカスは間違いなく拾うし・・・」

カートの世界も、きびしいのはかわらないし、ましてや脇坂はいまやブリヂストンのタイヤ開発責任者の1人としても活躍(superGT)。
ごもっともな意見で、ものすごく納得してしまった。

昨年走ったsugorokuでも、自分が乗ったスティント、タイヤカスを拾うとタイヤってこうなるんだ・・ということを体感しただけに、この意見には納得。

仮に、来シーズン、タイヤメーカが減ってしまったら、、また大変なことになるし。
これまでで言えば、BS/MC/GYというメーカでのタイヤ戦争だったのが2つになり、今度は1つになんかなったら、それこそ大変である。

はたしてFIAが定めるレギュレーション
『安全度を高めるためのスピードを低減させるための方策』
とは、今後いかなる方向に進むのか。

チームやドライバー、ましてファンの意見なども加味しながら決定していかなければならないことが山積みのレースになったと思う。


残念なのは、これでまたF1ファンが減るだろうということ。
そして、今シーズン後半、また、来シーズン以降、FIAもチームもタイヤメーカも。
いろんな意味で、もう少し考え直さないと、ダメなのかなと。
そう思います。


F1公式サイトでのコメント(英語)
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