劇場版Zガンダム公開まであと1ヶ月!

・・というわけで、あと1ヶ月です。
はやくみたいみたいと思うこの頃。

それに先駆けて、バンダイがメイキング・製作について・楽曲(Gacktコラボ)・それと革新的技術(エイシング)についてのページを公開したようです。


Z劇場版予習サイトバンダイチャンネル

劇場版Zガンダム公式

劇場版Zに期待している理由は、TV版の3部作ですということだけだったのであれば、後にDVDでもいいかなと思ってしまいがちなんですが、アニメ業界初のエイジングの技術のすごさに心打たれ見に行こうかと思っていたのが最初(もちろんガンダムが好きなこともあってだけれど)。

エイジングの技術って、一言で言えば、古いものと新しいものをうまく融合させる技術ですね。


<余談>
最近、「ガンダムと車の話題しかねーな」と、ROMしてる(らしい)
某友人に注意された。反省せねば・・とも思ったが、

ああ、今回もまたそのネタしかねーさ!(怒号



んだって、ローカルすぎるネタ以外に、今んとここれといったネタがねーんだもんよ(藁



今回で言えば、もともとの放映だったTVと今回の映画。
全く放映方法が異なります。
何が?って、『フィルムの方式』が違う、なんですが。
#色々調べたのですが、ここでは細かく語りません。
#気になった人・わかんない人は調べてね。
#バンダイチャンネルのメイキングでも、出てきますし

ZがTVで放映したのなんてもう20年も前なんです。

その当時のTV版のフィルムを、現代の映画品質にし、なおかつ現代の技術で作り上げた描き足しも含めて差異なく放映しようってことですからものすごいことです。
そんな概念から生まれたのが、エイジングらしいです。

おそらく、この試みは、膨大な手間と気の遠くなるような細かい作業が多く、最初で最後と言われています。

おそらく、大雑把に分ければ3つでしょうね。

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1.フレームサイズに伴うコンテ変更

 種類といったところで違いは技術的観点じゃないとわからないので、
 「見た目」だけで言うならば、フレームサイズ。
 TV版は4:3、映画なら16:9。
 いまやテレビもDVDも見慣れた人も多いと思うので、聞きなれた言葉でしょうね。

 映画→TVならば、16:9画面を4:3画面にあてはめ、上下枠にフレームアウトしている部分(黒い部分など)を入れればいいんですが、その逆はそうはいきません。
 『トリミング』が発生するんです。
 つまり、上下を切ってしまうわけですね。
 簡単に全部をバシッと切るわけはなく、シーン単位、またはコマ単位で切るということでしょう。
 しかもおそらく上下だけじゃなくて、部分的に拡大トリミングという場合もあるでしょうし。
 それを考えただけでもぞっとする作業が残るわけですね・・


2.フレームサイズ変更・また映画版サイズへの対応

 何かというと、要するに、今度は色や、線の問題。
 拡大されるわけです。
 何がって、TV向けにしか作ってなかった大きさの絵を、映画のような大スクリーンに映し出されるサイズに、です。
 ですから、それらを違和感無く(粗が見えないように)補正する作業。
 おそらく当時ですし、TV版なんて週単位の放送です。
 手を抜いている箇所も相当あるでしょう。


3.20年前の絵と書き足しの絵との補正

 当然ここが重要でしょう。
 まず単純に、20年前の絵を書き足しの絵と同じレベルまで持っていくのは不可能でしょうね。
 だから、色の基準をその中間もしくはどちらか寄りに設けて、そこを原点として作り上げる。

 新しく書いた絵は新しく描きっぱなしではなくて、その基準に合わせて質を落とす。
 古い絵は色・ぼやけの補正・傷やよごれの補修など。

 言い換えれば、大昔は江戸時代の建物のリフォーム。
 しかも昔ながらの部分を残しつつ現代風に。
 このくらい大変なんじゃないかと思いますね。

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全てを当時のように描き直すという手もあったのでしょうけれど(建物の例でいくならサラ地にして建て直し)、当時のアクションそのままもうまく生かしていきたい、ファン層への熱き期待を裏切りたくないという富野さんの意向が、とても顕著に現れてるのではないでしょうかね。

昔だと映画にしたものをTV版(VIDEOなどもそうですが)にするのにだいぶ時間がかかってましたが、最近ではデジタル技術が進化してきたため、そのどんどん時間が短縮されているということを考えれば、それだけ技術が進歩しているとわかるのでは。

・・・そんな、アニメ界だけでなく、最先端技術と古きよきものの融合。
この技術と、製作にかけたスタッフの熱意を見に行きたいのです。

もともとエイジングって言葉は、お肌の美白・たるみ・しわ取りなどでアンチエイジングという言葉で、若返りという意味でつかわれるらしいですが、言ってみればまさしく若返りなんでしょうね。

ストーリー的にも、変更があったり、キャラクター層・キャスト(声優)の変更などもあって(なんと主人公すら、オーディションをしたとか)非常に面白い作品になっていると思います。

アニメ好きな人・ガンダム好きな人だけが見る映画じゃないです。
人の考え方や行動、構成・技術。
全てにおいて、今回の作品には期待が持てます。

富野監督も言い切っちゃってますが、まさしく、歴史に残る3部作になるでしょう。
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